前回再構築が終わってからMODの紹介やらなんやらしようと思いつつ、
結局放置してしまっていました…。
MODの紹介とNMMからの移行の話はちょっとまだまとまってないので、
記憶に新しい装備の改変?についてまとめておこうと思います!
初心者なりのやり方なので間違ってる可能性大。
自己責任&バックアップ取ってくださいね!
DX Dark Knight Armorを編集する
今回は装備MODの「DX Dark Knight Armor – SSE CBBE BodySlide」をいじってみたいと思います!(テクスチャは元MODのUNP.verの中のtexturesフォルダが必要)
Skyrim Special Edition データベースのページはこちら
こちらが今回いじる予定の体部分を装備した状態です!
個人的にベルト装備が欲しいので、いろんな装備MODを探していましたが、
今回はこれにします!めちゃくちゃクオリティ高い!最高!!
起動確認&Nif skopeでメッシュの確認をする
まずはDL&ゲーム内できちんと装備できるかを確認します!
この時保存しないか、チェック用のセーブデータを作っておきましょう!
装備MODを編集するのでカバンにない状態や、MOD未導入状態のセーブデータが好ましいようです!
Bodyslideで体型を合わせておこう!
今回はBodyslide対応Verなので、起動確認の前にBodyslideでButch Buildをしておくと
後々装備したけど埋まって見えないなどの不便がないかと思います!
左がBodyslideで読み込んでZerosliderの状態です。
右は私がいじったカスタムプリセットです!
胸とウエストはぱっと見でサイズが違うのでわかりやすいですが、
腰回りはどうだろう…?でもお尻の厚みが違うかもしれないので、
こういう場合もButch Buildしておくのがいいですね!
Butch Buildしたら私の場合はMO2でOverwriteフォルダに出力されてしまうので、
出力された\MO2\overwrite\meshes\DXフォルダをコピーして元のMODフォルダに上書きしてしまいます!
Nif skopeでArmor.nifを開く
私はMO2を使ってMOD導入をしてますので、MO2からNif skopeを起動。
MO2から起動するときちんとテクスチャも反映された状態で表示されるので、
作業がしやすくなります!(*‘ω‘ *)
今回はベルト部分しか使わないので、パンツなしの方を編集することにしました!
各箇所をクリックして、メッシュがどのように分けられているかをチェックします!
装備のメッシュを部分ごとに消して、別装備として存在させますので、
ここでベルトと胴が一緒のメッシュになっていた場合は
Blenderで分割する必要が出てきます…(私にはまだできないぞ)
クリックしてみたところきちんと分かれています!やった!
ベルトの部位はベルト・ベルト穴・金属部分・武器ポーチ?・盾バッチとなってるようです!
今気づいたけどこの左の腰のポーチらしきものは一体何でしょう…柄がついてるから武器だよね…?
確認ができたらまずは別名保存もしくはコピーを別に取っておきます!
バックアップしておかないと、消さなくてもいいメッシュを消してしまったときに困ります!
Nif skopeではメッシュ削除の作業はCtrl+Zでは復帰できません…!
メッシュを削除していく
実際に作業していきます!
簡単な作業で、必要のないメッシュをRemove Branch(Ctrl+Del)していくだけです!
左側のBlock listから選ぶか、プレビュー画面でクリックして選択します。
まずはMetal Armsと名前のついているメッシュを削除してみます!
先ほどまで緑に選択されていた肩の部分が消えましたね!
パーツ分けされていた留め具?のメッシュは残っています。
こんな感じで必要なメッシュを残してどんどん削除していきます!
たぶん装備を消していくと最後に体型の足メッシュが残ると思います!
Skyrimの装備は体ごと挿げ替えて装備してるように見せるという仕組みらしいので、
どの装備MODにもこのように体型メッシュが付属してるのですが、
今回は必要ないので削ってしまいましょう!
あとはBlock listにNiNode1~26まで体の部位ごとに記述があるんですが、
これは多分動かすためのボーンなのかな…?と思いますが
わかってないので残してあります。理解できたら編集しようかなと!
保存する
ふと思い立ってベルトのみverと短パン付きベルトverの二つを残すことにしました!
まずは短パン付きのメッシュの状態でDXDKpantsbelt.nifなど名前を付けて保存。
その後短パンメッシュを削除してDXDKbelt.nifとして保存します!
保存場所は完全に元のMODが必要なく、ベルトだけなら新しいフォルダへ。
MOD必要で、ベルトを増やしたいならそのままMODフォルダに!
今回は別MODとして元のMODなしで活用したいと思いますので、
別フォルダに保存しておきます。(今回はBelt Collectionと名付けたフォルダのmeshesに。)
保存したらテクスチャも元MODから引っ張ってきます!
Nif skopeで各部位のTextureSetを確認します!
SSのようにBSTriShapeの左の▼をクリックして開いていくと、TextureSetがあります。
それをクリックすると下にどのテクスチャを使ってますよ~っていうリストがあります!
使われているtextureを先ほどのBelt Collectionにtextures\DX\Dark Knightフォルダを作って入れていきます!
各部位ごとに確認して、textureフォルダにコピペしていきます!
ベルト・金具・短パン・武器ポーチ?・盾バッチとそれぞれ忘れずに確認!
装備スロットの指定をする
この作業はespを編集した後でもOKなのですが、
忘れがちなのでこの段階で装備したい位置が決まっていればこの段階で編集してしまいましょう!
今回は53スロットにしようと思います!
装備スロットについてはSkyrim箱庭DIYさんの記事を参考にしてください!
編集する箇所はBSTriShape→BSDismenberSkinInstanceをクリック。
下のBlock DetailsウィンドウにPartitionsという項目があります!
▼を展開するとBody Partというのがあって、ここが装備スロットを指定しています。
デフォルトでは鎧だったので32となっていましたが、ここを53に変更します!
リストから選んでもいいし、単純に53を入力→enterでも反映されます。
ここがあとで編集するesp内の装備スロットの数字と合っていないと、
ゲーム内で装備したときに反映がされません。透明状態です( ‘ᾥ’ )
SSEditでespを作る
次は実際にゲーム内で使えるようにespを書いていきます!
元MODのespをコピペ編集してもいいですし、新規でもいいと思います!
今回は面倒なので、元のespを先にBelt Collectionフォルダに別名コピーしておいて、
いらない部分を消していく方法にしようと思います!
DX Dark Knight Armor→DX Dark Knight Beltという名前に変更したespを作ります。
そしたら\MO2\modsフォルダの中にBelt Collectionフォルダを入れます!
SSEditはespがmodsフォルダにないと編集できないので、
先にmodsフォルダに入れておきます。
入れただけでBelt Collectionが表示されない場合はMO2のModリストを
右クリック→Mod全般→表示内容を更新で表示されると思います!
いらない部分を編集していく
MO2からSSEditを起動します。
起動したら右クリックでSelect Noneを押し、一旦すべて選択解除します。
その後必要なDX Dark Knight Belt.espを選択して開きます。
開けたら+マークを押して下に展開していきます。
編集する箇所はArmor AddonとArmorとConstructible ObjectとTextureSetかな?
まずはいらない箇所を消していきます!
CuirassShortsAA以外のArmor Addonはいらないので消します!
Removeをおすと警告画面がでます。読んだ上で自己責任でOKを押します!
消せたら今度はArmorの方もCuirassShorts以外を消していきます。(Delキーでも消せます!)
次のConstruction Objectはおそらく鍛冶で製作可能にするための情報が入ってると思います。
私はAdd Item menu Modを使用する予定なのでこれも必要ありませんが、
強化関連かもしれないので、一応CuirassShortsT/Rの部分だけ残しておきます。
TextureSetもCuirassShortだけ残しておきます!
ベルトについての編集をする
ここまでできたら次はベルトに関する記述をして行きます。
Armor Addonの名前をベルトように編集していきます!
Armor AddonのDX_DarkKnight_CuirassShortsAAのEditorIDを
DX_DarkKnight_BeltAAに変更します。
右クリックからEditか、文字のところダブルクリックで入力できるようになります。
名前を変えると左の欄もきちんと変わってると思います。
次はEditorIDの下にあるBOD2の部分を編集します。
これは装備をしたときにどの部位を使っているかを決めています。
元々鎧なので体・腕・足を覆いますよ、という設定になってます。
ここは先ほどNif skopeで設定したスロット同じ数字にします!
First Person Flagsの32-bodyなど書いてある場所を右クリックEditで左の窓が開きます。
ここで今チェック入ってるのが装備ヵ所に該当します。
今回は既存チェックを外して、Nif skope設定した53にチェックを入れてOK押します。
装備ヵ所を変更したら次はDNAM-Dataを一応いじっておきます。
これは装備したときにどのぐらいの優先順位で表示するかということらしいです。
今は5になっているのですが、例えば他のベルトを装備をしたときに
そのベルト装備のPriorityが8であればDXDK beltよりも上に表示されます!
ベルトは防具の上にアクセサリー的に表示されてほしいので10にしておきます。
この辺は実際にゲーム内で装備して後々編集するのもありです。
次は超大事なnifの設定です!
Female world modelとFemale 1st personのnifを最初に作ったnifに変えます!
元のファイル指定はDX\Dark Knight\CuirassShorts_1.nifとなってます。
ここをEditでDXDKbelt.nifのアドレスを入れておきます!
おそらくmeshesフォルダに直下で入れてたのでファイル名だけで行けるかな?
ダメだったら後で編集します…( ‘ᾥ’ )
追記※
反映がうまくいかなかったのでDX\Dark Knight\DXDKbelt.nifにしました…
フォルダ構成あってたと思うんだけどなぁ…
とりあえずArmor AddonはこれでOKです。
次はArmorの方を設定します!
まずは先ほどと同じようにEditorIDの部分をBeltに変えます。
そしたら下のFULL-NameもBeltに変更しましょう!ここがゲーム内での表示名です!
ここで気がついたんですが、MOD2-Model FileNameにBox.nifというのが指定されてます。
これはおそらくカバンの中にある状態でのプレビューじゃないかと思うので、
Box.nifをフォルダに入れてもいいし、ここをBelt.nifにしてもいいかと思います。
次はBOD2の部分ですね。先ほどArmor Addonでも設定したところです!
こちらも装備ヵ所を合わせておかないと変になるので忘れずにやりましょう!
そしてなぜかArmor Addonの方はArmor Typeがclothingだったのに、
Armor側ではHeavy Armorになってます。
ベルトにHeavy Armorはいらないと個人的に思うのでclothingに合わせます。
(ここはお好みで。重装スキル上げるならHeavy Armorでもいいのかな?)
太字になってるところが編集箇所です!Clothingに合わせたので、
下のsortedキーワードも一応変更しています。
さて、最後にDataとArmorRatingを編集します!
Valueは値段で、weightは重量ですね!Armor Ratingは防御値です。
元々鎧なので重く・固くされてますね。
35もあるベルトなんてつけてられないので5ぐらいにしておきます(*‘ω‘ *)
RatingもClothingなのでなくてもいいんですが、お気持ちで10ぐらいにしておきます。
ここまでが一連の流れです!
短パン付きベルトも作るよ!
さて、忘れてはいけないのが短パン付きベルトです!
折角2パターンのベルトを用意したので、
こちらも同じようにArmor AddonとArmor設定を作っていきます。
しかしもう雛型は作ったのであとはコピーして少しいじるだけです!
Armor AddonのDX_DarkKnight_BeltAAを右クリック→Copy as new record intoをします!
そしてEditorIDをDX_DarkKnight_PantsBeltAAなどわかりやすいものにして、
DX Dark Knight Belt.espを選びます!
できたらFemale world modelとFemale 1st personをDXDKpantsbelt.nifに変更します!
次はArmorを同じようにコピーして、
FULL-Name・Data・Armor Ratingなどを好みに編集します!
あと!大事なのが、ArmatureをPantsBeltAAに設定しなおします。
他の編集と同じようにダブルクリックすると選択肢が選べるようになるので、
そこからDX_DarkKnight_Pants BeltAAに変えておきます。
さぁ!これですべて終わりました!Ctrl+Sを押すか、普通に×を押すと
保存するespを選択する画面が出ますので、チェックしてOKします!
保存できたら不備がないか、ゲーム内でチェックします!
短パン付きの方は体型にめり込んじゃってますね~~ _( _’ω’)_
これに関してはOutfit Studioの出番だと思うので今回はまとめません!
おおむね完成ということにしておきます!
まとめ&表示されなかった時の補足
ということで!今回は装備Meshesの一部削除とゲーム内への反映でした!
マッシュアップ?装備とはまた別だと思いますが、
自分の理想の装備が作れるというのはモチベにもつながるので楽しいです!
ただし、今回のような装備を編集したもの、espをいじったものは当然ながら
配布厳禁です!!!!
あくまで個人で楽しむことが目的ですのでお間違えの無いように!
もし今回の作業を通してもゲーム内で表示されない場合は、
まずはCKもしくはSSEditでesp内のNifのファイルアドレスをチェックしましょう!
その後、Nif Skopeとespでの装備スロットの設定があっているかを確認!
textureが欠けて紫になっている場合は、esp内にあるTextureSetを確認し、
Textureフォルダに入れ忘れているテクスチャがないかを確認しましょう!
おおむね表示されない系はこれだと思いますので頑張って原因を突き止めましょう!
あとはespの読み込み数をあまり増やすのもあれなので、
他にもこういう一部装備を作りたければまとめたespを一つ作るといいかと思います!
ということでだいぶ長くなってしまいましたが今回はこれで終わります!